ワンオクTaka弟のバンドはマイファス!確執と東京ドーム対バンの全貌

ワンオクTaka弟のバンドはマイファス!確執と東京ドーム対バンの全貌

ワンオクTaka弟のバンドはマイファス!確執と東京ドーム対バンの全貌の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

ネット上の掲示板やSNSでは長年、「TakaとHiroは共演NG」「兄弟仲が冷え切っている」といった不仲説の噂が絶えませんでした。しかし、報道関係者の取材や本人の肉声を辿ると、その実態は単なる私生活の不仲ではなく、「音楽人として互いを認め合うための通過儀礼」であったことが浮き彫りになります。

2016年日本武道館での宣戦布告「兄貴をぶっ倒す」

兄弟の間に緊張感が漂っていた象徴的な場面が、2016年11月18日に開催されたMY FIRST STORY初の日本武道館公演でした。満員のオーディエンスを前に、Hiroは涙を流しながらマイクを握り締め、客席に観覧に来ていた実兄・Takaに向けてこう叫んだのです。

「ずっと自分の人生について回った『誰かの弟』というレッテル。いつだって比べられ、否定されてきた。でも、俺は逃げない。5年以内に、必ずあいつを東京ドームでぶっ倒す!」

この赤裸々な宣戦布告は、ロックシーンに大きな衝撃を与えました。Hiroにとって、圧倒的なカリスマとして君臨する兄・Takaの背中は、誇りであると同時に自身を苛み続ける巨大なコンプレックスそのものでした。一方のTakaも、中途半端な同情や手助けは一切せず、「本気で超えてくる気があるなら、ステージの上で証明してみろ」と突き放すスタンスを貫いていました。

2026年11月14日・東京ドーム対バン「VS」の結末

その誓いから約7年――新型コロナウイルス禍による延期を乗り越え、2026年11月14日、東京ドームにて「VS - ONE OK ROCK × MY FIRST STORY」が遂に開催されました。チケットは発売と同時に即日完売となり、5万人を超える観客が両雄の激突を見守りました。

先攻としてステージに立ったマイファス・Hiroは、全身全霊の咆哮で会場を震わせ、兄への愛憎と感謝をすべて歌声に込めました。後攻のONE OK ROCK・Takaは、世界基準の圧倒的な音圧と貫禄で迎え撃ちながらも、MCでは弟の歩んできた茨の道を称え、「よくここまで這い上がってきたな、誇りに思うよ」と温かな眼差しを向けました。アンコールで見せた熱い抱擁とHiroの涙は、かつての確執が完全に「リスペクトし合う対等なライバル関係」へと昇華した瞬間でした。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。