ネット社会において、中高年タレントの急激な減量は瞬く間に「病気の兆候」へと変換されがちです。やく氏に関しても、検索窓には「病気」「がん説」「入院」といった物騒なサジェストが並びました。芸能界では過去に、激痩せをきっかけに深刻な疾患を公表した例が少なくなかったため、ファンや視聴者の危機感が必要以上に増幅された側面があります。
しかし、取材記録や本人の対談記事を精査すると、大病を患った事実は一切存在しないことが明白です。病気説を完全に否定したやく氏は、健康診断で医師から生活習慣病のリスクを厳しく指摘されたことをきっかけに、自発的な体質改善に着手したと明かしています。
動機となったのは、年齢を重ねる中で悪化していた血圧や中性脂肪、血糖値などの諸数値でした。「このままでは将来的に重大な血管疾患を招く」という強い危機感を抱き、一念発起して取り組んだのが本格的なダイエットでした。つまり、病気で痩せてしまったのではなく、「将来の病気を未然に防ぐために徹底的に絞り込んだ」というのが激痩せの真相です。