ネット掲示板やSNS上に蓄積された退会者の口コミを精査すると、同友会に対する不満は特定のパターンに集約されます。現場の生々しい証言から、組織が抱える構造的な疲弊の理由が浮き彫りになってきます。 「毎月の例会準備、委員会、役員会と、平日の夜がほぼ潰れた。挙句の果てに週末のブロック合宿。本業の売上が落ち込んでいるのに、無給の会務に追われて何をやっているのか分からなくなり退会届を出した」(元会員・製造業2代目経営者) 「支部の中で声の大きい古参経営者が幅を利かせている。グループ討論で会社への想いを語っても、偉そうに説教されるだけ。業績を伸ばす具体的なマーケティング手法を話せる人はおらず、傷の舐め合いと精神論の押し付け合いに嫌気がさした」(元会員・IT企業代表) 主な退会理由の上位を占めるのは、次の3点です。 第一に、「過酷な役員負担と拘束時間」です。同友会は会員のボランティア運営で成り立っているため、幹事や役員、例会の座長を引き受けると、企画書作成、登壇者選定、会場手配、動員目標のプレッシャーなど、膨大なタスクが降りかかります。週に2〜3回、夜遅くまでZoomミーティングや対面会議が続き、自社の経営がおろそかになる本末転倒な事例が散見されます。 第二に、「会費と拘束時間に見合わない費用対効果」です。月会費は1万円台前半ですが、毎回の懇親会費(1回5,000円〜8,000円)、各種セミナー参加費、他支部の周年行事への参加費などが積み重なると、年間実質出費は30万〜50万円規模に膨らみます。それだけの資金と時間を投資したにもかかわらず、自社の受注や業績アップに寄与しなかったと感じたとき、経営者は「時間の無駄だった」と結論づけます。 第三に、「支部ごとの人間関係と排他性」です。全国一律の組織運営ではなく、各都道府県や地域の「支部」ごとに文化が大きく異なります。若手が切磋琢磨する活力ある支部がある一方で、売上が低迷した古参経営者が居場所を求めて居座り、政治談議や大手企業への不満を愚痴り合う「サロン化」した支部も存在します。後者の支部を引き当ててしまった入会者は、耐え難い徒労感を味わうことになります。
「同友会はくだらない」悪評の真相!宗教的と叩かれる理由とリアルな実態
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