映画を観た視聴者から「千と千尋に出てくる緑のだるまは何者?」「湯婆婆の部屋にいる3つの生首の名前が知りたい」という疑問が絶えません。このキャラクターの公式名称は「頭(かしら)」といいます。
文字通り「頭部」そのものを指すストレートな命名であり、絵コンテや公式設定資料集にも明確に「頭(かしら)」と記されています。胴体や手足は一切存在せず、顔のサイズは人間の大人の上半身ほどもある巨大な緑色の頭部が3体セットで行動します。
油屋の最上階にある湯婆婆の豪奢な部屋に常に待機しており、主な役割は「湯婆婆の身の回りの世話や護衛、ペット」のような立ち位置です。湯婆婆が千尋を威圧する際には床を跳ねて威嚇し、千尋が契約書にサインする場面では周囲を取り囲んで監視するなど、忠実な下僕として振る舞っています。一方で、自分たちの意志で勝手気ままに転がり回る様子もあり、完全な使役魔というよりは、湯婆婆の魔力で使役されている怪異の一種と捉えるのが自然です。