「症状が出ているが、鼻のヘルペスは何科を受診すればいいのか」という疑問に対しては、患部の位置と症状の現れ方によって適した診療科が分かれます。
鼻の穴の奥深くまでズキズキ痛む、鼻づまりや鼻汁がひどい、鼻腔内の見えない位置にできものがある場合は、専用の内視鏡スコープで粘膜を詳細に観察できる「耳鼻咽喉科」が最も適しています。一方で、小鼻の表面から鼻の入り口付近にかけて皮膚病変が目立ち、唇や顔周りにも赤み・水ぶくれが広がっている場合は「皮膚科」がスムーズです。
「放っておけば治るだろう」と鼻ヘルペス自然治癒を期待して放置すると、皮膚の瘢痕化(痕が残る)や細菌の二次感染による化膿、さらには神経痛が長引く原因になります。医療機関ではウイルス増殖を直接抑える「抗ウイルス内服薬(バルトレックスやファムビルなど)」が処方され、発症から48〜72時間以内に内服を開始することで治癒までの期間を大幅に短縮できます。