2026年、ポケモンのブランド価値はアニバーサリーイヤーの影響もあり、世界中で再び爆発的な高まりを見せている。それに伴い、ポケモンカードの最新拡張パックは発表されるやいなやSNS上でトレンドを独占。需要が供給を遥かに上回る構造は依然として続いている。
数年前まで散見された「店頭での先着販売」は、近隣への騒音トラブルや深夜の路上での混乱、さらには警察の指導などを背景に、ほぼすべての主要ショップから姿を消した。現在では、ポケモンセンターオンラインをはじめ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、古本市場、トレーディングカード専門店に至るまで、ほぼ100%が事前抽選による販売形式を採用している。
「先着順だと、どうしても時間的余裕がある人やプロの買い占めに有利になってしまう。公平性を保ち、かつ店舗周辺の安全を確保するには、抽選制以外に選択肢がありませんでした」。都内トレカ専門店の店長は、そう本音を明かす。