一度入ると出られない?八幡の藪知らずの禁忌と徳川光寀伝承の全貌

一度入ると出られない?八幡の藪知らずの禁忌と徳川光寀伝承の全貌

一度入ると出られない?八幡の藪知らずの禁忌と徳川光寀伝承の全貌の背景について、専門知識を詳しくお届けします。

現地を訪れると、その異様さに思わず息を呑む。周囲は整然と区画整理された市街地であり、目と鼻の先には日常の暮らしが広がっている。それにもかかわらず、竹藪の周囲には石垣と玉垣が張り巡らされ、正面には神聖な鳥居が佇んでいるのだ。

「子供の頃から『あそこに入ると神隠しに遭う』と口酸っぱく言われて育ちました」。近くで商店を営む老人は、藪の鳥居をちらりと見やりながら振り返る。柵越しに中を覗き込むと、鬱蒼と茂る竹と雑木が日光を遮り、昼間でも薄暗い闇が広がる。立ち入り禁止を示す案内板が静かにたたずみ、足を踏み入れる者を拒絶していた。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。