出血がどのくらい早く起きたかによって、体内で起きているメカニズムの推測が可能です。早まった日数ごとに、考えられる典型的なパターンを整理しました。
まず生理が1週間早く来たケースでは、前述したストレスや疲労によるホルモン分泌の一時的な前倒しが頻発します。また、排卵が起きないまま子宮内膜が剥がれ落ちる「無排卵周期症」の初期症状として、予定より数日から1週間ほど早く出血が始まるパターンも少なくありません。
一方で生理が2週間早く来たという場合、それはそもそも生理ではなく、排卵前後に起きる排卵期出血(中間期出血)の確率が高まります。排卵期は一時的にエストロゲンの分泌量が急減するため、子宮内膜がわずかに剥離し、1〜3日程度ごく少量の血が出ることがあります。これは排卵に伴う自然な生理現象であるケースが大半ですが、鮮血が大量に出る場合や下腹部痛を伴う場合は、卵巣トラブルなどのサインである可能性も否定できません。