近年のサウナブーム以降、温浴施設を評価する上でサウナと水風呂のクオリティは外せない要素となっています。泉の湯は派手なアトラクション型サウナではないものの、本質的な温冷交代浴を求めるサウナーから絶大な支持を集めています。
じんわり深部まで熱が届くドライサウナと天然地下水風呂
サウナ室は遠赤外線ヒーターを採用したクラシカルなドライサウナで、室温は常時90℃〜94℃にセッティングされています。木の香りが心地よく漂う2段構造で、定員は8名ほど。決して広大ではありませんが、熱の回りが均一で、足元からしっかりと発汗を促す設計です。
そして、サウナーの間で特に語り草となっているのが地下水掛け流しの水風呂です。水温は年間を通じて15.5℃〜16.8℃と理想的な冷却温度を維持。水道水のカルキ臭が一切なく、まろやかな肌触りの天然水が常にオーバーフローしているため、羽衣をまとうような滑らかなクールダウンが体験できます。露天エリアには外気浴用のベンチが配置されており、澄んだ空気と木々のざわめきの中で深いととのいへと誘われます。
家族やカップルで気兼ねなく寛げる「家族風呂(貸切風呂)」
泉の湯には、プライベートな時間を過ごしたい旅行者や小さな子ども連れのために完全個室の家族風呂が併設されています。広々とした脱衣室と、大人2〜3人が足を伸ばして入れる専用の石造り浴槽を備えており、大浴場と同じ良質な源泉が掛け流されています。
「他人の目を気にせず静かに会話を楽しみたい」「介助が必要な高齢の家族と一緒に温泉を楽しみたい」という層にとって、まさに救世主と言える空間です。ただし、家族風呂は部屋数が限定されているため、土日祝は当日の早い段階で満室になることが珍しくありません。確実に利用したい場合は、公式電話窓口または現地フロントで訪問希望日の事前予約枠を確保しておくのが鉄則です。