なぜ人はこれほどまでに足という部位に心を惹きつけられるのか。脳科学の観点からも、長年にわたる謎の解明が進んでいる。
人間の脳皮質において、足からの感覚情報を処理する領域と、性的な刺激を処理する領域は物理的に隣り合って位置している。著名な神経科学者の研究によれば、この脳内マップの近接性が、神経信号のクロストーク(干渉)を引き起こしやすい要因の一つだという。つまり、生理学的なメカニズムとしても、足に対して強い感情的・感覚的反応を示すことは極めて自然な現象なのだ。
さらに、二足歩行を行う人類にとって、足は直立と移動の象徴であり、全身の健康状態や生活習慣がストレートに現れる部位でもある。無意識のうちに相手のコンディションや美しさを足元から読み取ろうとする本能的な働きが、愛好の土台にあるとも分析されている。