すももの食べ方は皮ごと?種が綺麗に取れる切り方と追熟・保存の決定版

すももの食べ方は皮ごと?種が綺麗に取れる切り方と追熟・保存の決定版

すももの食べ方は皮ごと?種が綺麗に取れる切り方と追熟・保存の決定版についての疑問解決ガイドをお届けします。

すももは品種によって収穫時期、果皮の色、果肉の色、酸味のバランスが劇的に異なります。「すもも」と「プラム」の呼び分けに悩む声も多いですが、すももとプラムの違いを整理すると、本質的には同じ果実を指しています。学術的にはバラ科サクラ属の植物であり、和名が「すもも(李)」、英名が「プラム(plum)」です。一般的に日本古来の品種改良系をすもも、西洋種由来の品種を生食用・乾燥用(プルーンなど)を含めてプラムと呼ぶ傾向がありますが、市場流通上は明確な区分はなく同義と捉えて問題ありません。

美味しい実を確実に選ぶためのすももの食べ頃の見分け方には、明確な共通サインがあります。全体にふっくらとした丸みがあり、果実のお尻(軸と反対側の先端)付近を指の腹でそっと触れた際に、硬い感触から「耳たぶ程度の適度な弾力」を感じられる状態が完熟の証です。さらに、鼻を近づけたときに甘く芳醇な香りがふわっと漂っていれば、まさにその日が生食のベストタイミングです。

代表品種旬の時期・特徴データ食べ頃の明確なサイン推奨される食べ方と味わい大石早生
(おおいしわせ)
・6月中旬〜7月上旬
・国内生産量約30%の代表格
・糖度10〜12度前後黄緑色の地肌が全体的に鮮やかな鮮紅色に染まり、甘酸っぱい芳香が立ち始めた瞬間。果汁が極めて豊富。大石早生の特徴である爽快な酸味を活かし、冷やして皮ごと丸かじりが最適。ソルダム・7月中旬〜8月上旬
・表皮は緑〜黄緑、果肉は深紅
・糖度12〜14度前後緑の皮の表面に赤みが差し、お尻の部分にしっかりとした柔らかみが出た頃。ソルダムの食べ頃は見た目の緑に惑わされず感触で判断。酸味が抜け濃厚なコクが広がる。貴陽
(きよう)
・7月下旬〜8月中旬
・1玉200g前後の巨大高級種
・糖度16〜18度前後果皮が深い赤紫色に沈み、軸の周辺に細かなシワ(輪紋)がうっすら現れた状態。高級すもも貴陽の食べ方は、冷やしすぎ厳禁。常温のまま、あるいは直前に30分冷やして贅沢に食す。
斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。