食事による体温上昇へのアプローチは、家庭のキッチンにとどまらない。食品・健康食品業界では、温活効果を前面に打ち出した機能性表示食品や、手軽に電子レンジで調理できる薬膳スープキットの開発が相次ぐ。ヘルスケア産業全体が「体温管理」をキーワードにした新サービスを次々と投入している背景には、未病意識の高まりがある。
消費者が日常的に利用するスーパーやコンビニでも、温活を意識した惣菜や高タンパク・低糖質のスープ類が棚を埋め尽くしている。単にお腹を満たすだけでなく、「食べた後に体が温まる実感があるか」という体験価値が、商品の選定基準として重要視されているのだ。