札幌駅から小樽駅を結ぶJR函館本線は、観光客のみならず手稲・小樽エリアからの通勤・通学客が集中する道内有数の過密路線です。日中1時間に複数本運行されている快速エアポートは利便性が高い反面、新千歳空港からの長距離客で自由席が満席になるケースが多発しています。
そこで選択肢に入るのが、4号車に連結されている指定席「uシート(u-seat)」です。乗車券750円に追加料金840円を支払うことで、リクライニングシート、全席コンセント、大型スーツケース用荷物置場、Wi-Fi環境が確約されます。移動時間を仕事やリフレッシュに充てたいビジネス層や、大きな荷物を抱えた旅行者にとって840円の投資対効果は非常に高いと言えます。
JR函館本線に乗る際、絶対に知っておくべき現場知識が「海が見える座席の選び方」です。銭函(ぜにばこ)駅から朝里(あさり)駅にかけての約10km区間では、線路が石狩湾の海岸線ギリギリを走行し、ダイナミックな波打ち際が車窓いっぱいに広がります。
座席予約や乗車時のポジショニングは以下が鉄則となります。
- 札幌発 → 小樽行き:進行方向「右側」(座席番号 C席・D席 側)
- 小樽発 → 札幌行き:進行方向「左側」(座席番号 A席・B席 側)
普通車自由席に乗る場合でも、進行方向右側の窓際を確保するだけで、移動そのものがプレミアムな観光アトラクションへと変化します。