本作には、プレデビュー期から初期のライブで歌われていた楽曲を含む全11曲が収録されています。ポップ、ジャズ、ソウルが絶妙にブレンドされた珠玉のトラックリストです。
1曲目を飾る「あした」は、映画『新生 トイレの花子さん』の主題歌として制作されたメジャーデビューシングル。作曲を小森田実氏が手掛けた、aikoのディスコグラフィ内でも珍しい外部提供曲であり、スリリングな打ち込みサウンドとエモーショナルな歌声の対比が鮮烈な印象を与えます。
続く「ナキ・ムシ」は、等身大の女性心理を丁寧に紡いだ2ndシングル。切なさと温かさが同居するメロディラインは、シンガーソングライターとしての彼女の真骨頂を示しました。さらに、軽快なカントリー調の「ハチミツ」、切実なボーカルが胸を打つ「ボブ」、ファンの間で絶大な支持を誇る「愛好家」など、アルバム全体を通して一切の隙がない完成度を誇っています。