ズボンの裾上げを手縫いで簡単に!表に糸が出ないプロの裏技

ズボンの裾上げを手縫いで簡単に!表に糸が出ないプロの裏技

ズボンの裾上げを手縫いで簡単に!表に糸が出ないプロの裏技の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

成長期のお子様の制服や、将来的にフリマアプリでの再販を検討しているブランド服では、裾の生地をハサミで切り落とすことは避けたいものです。余分な生地を切除せず、内側に折り込むだけで美しいシルエットを保つ「切らない手縫い」の技術が有効です。

裾上げを切らない手縫いで行う場合、内側に折り返した余剰生地がもたつかないよう、両サイドの脇縫い目(シーム部分)の縫い代をアイロンでしっかり左右に割り、フラットに整えてから折り返すのがポイントです。折り返した上端をざっくりと大きめのまつり縫いで留めるだけで、作業時間は両足合わせても10分程度で完了します。元に戻す際は留め糸を数箇所カットするだけで、新品時の丈へ一瞬で復元可能です。

ジーンズの裾上げを手縫いする際のポイント

厚手デニムであるジーンズの裾上げを手縫いする場合、薄手のスラックスとはアプローチが異なります。ジーンズ特有の「アタリ(裾のユーズド加工)」を残したい場合は、元の裾ステッチの直上を内側に折り込んで裏からまつる「挟み込み縫い」を行います。通常の三つ折りで仕上げる場合は、針が通りやすいようアイロンで強固にプレスし、太めのステッチ糸で本返し縫いを用いると、既製品と遜色ない頑丈な仕上がりになります。

ズボン裾上げの糸の選び方とほつれを防ぐ強度設計

仕上がりの耐久性を左右するのが、ズボン裾上げにおける糸の選び方です。一般的な綿糸は摩擦に弱く経年劣化で切れやすいため、ポリエステル100%の「シャッペスパン手縫い糸(細口〜普通地用)」または「まつり糸」を選択するのが鉄則です。針に通す際は必ず「1本取り」で使用します。2本取りにしてしまうと糸の厚みで表地に玉留めや引きつれが浮き出てしまうため、1本取りで適度なテンションを保つことがほつれ防止の核心です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。