東京都および多摩都市モノレール株式会社が進める延伸計画の中で、最も事業化が先行しているのが上北台駅から箱根ヶ崎駅に至る約7.0kmの延伸区間です。東京都都市整備局の基本方針に基づき、軌道法に基づく事業認可取得や環境影響評価(アセスメント)手続きを着実にクリアしてきました。
この延伸事業が決定された背景には、鉄道駅が存在しない武蔵村山市の交通不便解消と、多摩地域北部の東西方向の移動円滑化という長年の行政課題があります。現在の新ルート計画では、新青梅街道(都道5号線)の拡幅事業と一体で高架軌道を整備し、途中に7箇所の新駅を設置する構想となっています。
報道発表資料や関連自治体の協議状況を総合すると、直近の開業予定時期は2030年代半ばが現実的なターゲットラインとして設定されています。用地買収の進捗や街道拡幅工事の工程によって前後する余地はあるものの、基礎調査段階を脱し、インフラ整備の実動段階に入ったことは確実な情勢です。