新宮漁港の構造は、大きく分けて「長い外波止(大波止)」「内側の小波止」「港内の岸壁」で構成されています。狙うターゲットや釣り方に応じて適切な釣り座を選択することが釣果を左右します。
ファミリーフィッシングに最適な港内岸壁は、足場がフラットで車止めもあり、小さなお子様連れでも安心してサビキ釣りを楽しめます。アミ姫などのチューブ式コマセと下カゴ式のサビキ仕掛け(鈎サイズ4〜6号)を用いれば、足元にアジやイワシを寄せて連続ヒットを狙えます。時合は朝夕のマズメ時に集中するため、日の出前後または日没前の2時間を逃さない立ち回りが求められます。
一方、エギングやショアジギングの主戦場となる外波止は、潮通しが抜群である反面、外側はテトラ帯となっており足元に十分な注意が必要です。アオリイカを狙う場合、外波止の中腹から先端付近にかけての船道やシモリ(沈み根)周りを3.0号〜3.5号のエギでボトム(海底)までしっかりフォールさせ、シャクリ後のステイを長めに取ることがヒットの鍵となります。
ルアーフィッシングにおけるシーバスやチヌ狙いでは、港内へ潮が差し込むタイミングでシンキングペンシルやワームを通すドリフト釣法が効果的です。特に雨後の濁りが入ったタイミングやマズメ時は、ベイトフィッシュを求めて浅場へフィーディングに入ってくる大型魚との遭遇率が急上昇します。