ウェディングドレスは、日常の洋服とは構造が根本的に異なります。重厚なファブリックを上半身の限られた面積で支え、デコルテからウエストにかけて滑らかな砂時計型のシルエットを構築しなければなりません。ワコールが長年トップランナーとして君臨する最大の理由は、ワコール人間科学研究開発センターによる延べ数万人以上の日本人女性の体型計測データに基づいた独自の立体パターン設計にあります。
海外製インナーや一般的な格安品は、単に強い伸縮ゴムや硬いボーンで身体を力任せに締め付ける構造が散見されます。これに対してワコールのブライダルインナーは、らせん状に身体へ沿うスパイラルボーンや、バスト位置を高く保つ独自のカップカッティングを採用。肋骨への圧迫感を最小限に抑えながら、アンダーバストからウエストにかけて最大で数センチ単位の自然なくびれを形成します。
挙式当日は、緊張感のなかで長時間の着席や移動、会食をこなす必要があります。「締め付けで気分が悪くなる」というアクシデントを回避しつつ、写真や動画に残るどの角度からも端正な姿勢をキープできる構造こそが、多くの現場プランナーやスタイリストから推奨される決定的な根拠です。