独自の教育方針や自然派生活を発信し続ける吉川ひなのに対し、ネット上では時折「子供を学校に行かせないのは育児放棄(ネグレクト)ではないか」「宗教や特定の思想に洗脳されているのではないか」といった厳しいバッシングが飛び交うことがあります。しかし、現場の実態を詳細に検証すると、そうした批判と現実の間には決定的な乖離が存在します。
まず「ネグレクト」という批判ですが、アンスクーリングは「子供を放任して放置すること」とは正反対の教育形態です。子供が何に興味を持っているかを常に観察し、必要な図書を揃え、専門家や体験施設に連れて行き、疑問に対して対等に対話し続ける必要があり、公立校に通わせる親の何倍もの時間的・精神的リソースを親自身がコミットしなければ成立しません。吉川ひなのと夫は、子供たちの知的好奇心を支える「ファシリテーター」として膨大な労力を注いでいます。
また、家庭の経済基盤を支える夫(保科爵介氏)の存在も不可欠です。会社経営者として確固たるビジネス基盤を持つ夫は、ハワイでのオーガニックライフとオルタナティブ教育の双方に深く賛同し、多忙な合間を縫って育児にフルコミットしています。夫婦間の強固なパートナーシップと潤沢な経済的基盤があるからこそ成立している環境であり、無責任な放任とは根本的に異なる高度な教育実践です。