河村勇輝で話題の2Way契約とは?本契約との違いや年俸の全貌

河村勇輝で話題の2Way契約とは?本契約との違いや年俸の全貌

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日本のネット掲示板やSNSでは、2WAY契約に対していくつかの致命的な誤解が見受けられます。その最たるものが「2WAY契約を結んだ時点で生涯安泰の超高給取り」という認識です。

確かに約60万ドルという金額は、日本円に換算すれば約9,000万円前後に達し、一般的な感覚では高額に思えます。しかし、米国のプロアスリートには高額な税負担が課されます。連邦所得税(最高税率37%)に加え、本拠地や遠征先の州ごとに課税される「ジョック・タックス(Jock Tax)」、さらにはエージェント手数料(3〜4%)や現地での生活拠点の維持費が差し引かれます。結果として手元に残る手取り額は額面の半分程度に留まります。

加えて前述の通り、契約が途中で解除された場合は「日割り計算」となるため、シーズン前半で解雇された場合の受取額はさらに目減りします。つまり、2WAY契約とは「大金持ちになれるゴール」ではなく、あくまで「最低限の生活費を支給されながら挑む最終トライアウト」と解釈するのが実態に即しています。

また、「下部のGリーグで毎試合30得点を挙げて無双すれば自動的に昇格できる」というのも誤りです。NBAチームが2WAY選手に求めているのは、エースとしての得点力ではなく「NBAのコートに立った際にチームの穴を塞げる専門性(ディフェンス、シュート力、戦術理解度)」です。個人のエゴを捨て、首脳陣が求める特定の役割に徹することができる選手だけが、本契約への道を切り拓くことができます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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