外側から挟むノーズクリップと並び、コスプレイヤーや撮影現場で重宝されてきたのが、鼻の穴の内側にプラスチックやシリコンの棒を突っ込んで鼻尖を押し上げる「鼻プチ」です。Amazonなどの通販サイトでは3D設計のシリコン製鼻プチが999円前後で手に入り、月間900点以上売れる人気カテゴリーとなっています。しかし、その手軽さの裏には深刻な鼻プチの危険性と口コミ評判が潜んでいます。
最大のリスクは鼻プチ装着の失敗リスクと注意点における「異物の体内迷入」です。鼻腔の粘膜は非常に滑らかで、くしゃみや呼吸の拍子に器具が鼻の奥へと滑り込む事故が頻発しています。過去には、就寝中や激しい運動中に鼻プチが鼻腔後方から咽頭、気管へと落下し、窒息の危機に瀕した事例が日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会の症例報告でも注意喚起されています。
さらに、サイズが合わない鼻プチを無理に装用し続けると、鼻中隔粘膜に持続的な圧迫壊死が生じ、最悪の場合は鼻中隔に穴が開く「鼻中隔穿孔」を招きます。日常使いとして常用するアイテムではなく、あくまで写真撮影など短時間の限定使用に留めるべき特殊ツールであるという認識が不可欠です。