絵を描くのが苦手な方や小さな子どもと一緒に楽しむなら、まずは幾何学的な「台形」をベースにしたステップが最適です。難しい遠近法を考える必要はありません。次の3つの手順を踏むだけで、親しみやすくかわいらしい富士山が完成します。
ステップ1:頂上を削った三角(台形)を描く
紙の中央に、上部が平らなゆるやかな三角の輪郭を描きます。このとき、左右の斜面を直線ではなく、外側へわずかに弓なりに反らせるのが富士山らしく見せる最大の秘訣です。
ステップ2:雪の境界線を波線やギザギザで結ぶ
頂上から全体の3分の1ほどの位置に、山頂の雪を分ける境界線を引きます。かわいいタッチにしたい場合は「もこもことした雲のような波線」、少しキリッとさせたい場合は「浅いWの文字を連ねたギザギザ」を描き込みます。
ステップ3:おめでたい差し色と装飾を足す
山肌を鮮やかな青や水色、雪部分を白で塗り分けます。山の背後に真っ赤な丸を描いて「ご来光(初日の出)」を演出したり、山肌ににっこりとした表情を描き加えたりすれば、保育園や幼稚園の工作にもぴったりな愛らしい仕上がりになります。
保育の現場でお絵かきを教える際は、「お山の上に冷たいバニラアイスをのせようね」「すべり台みたいにシューッと裾を伸ばそうね」といった感覚的な言葉をかけると、子どもたちも伸び伸びと筆を走らせることができます。