進撃の巨人「地ならし」の真相解明|エレンが人類8割を殲滅した真の目的

進撃の巨人「地ならし」の真相解明|エレンが人類8割を殲滅した真の目的

進撃の巨人「地ならし」の真相解明|エレンが人類8割を殲滅した真の目的にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

地ならしが阻止された後、世界はどうなったのか。進撃の巨人の最終回ネタバレを含む核心部分において、物語は極めて辛辣な現実を提示しています。

進撃の巨人の地ならしの生き残りとなったのは、アルミン、ミカサ、リヴァイ、ジャン、コニー、ライナー、アニ、ピーク、ヒストリアら、調査兵団およびマーレ戦士団の主要メンバーたちでした。ミカサの手によってエレンの首が落とされた瞬間、始祖ユミルは初代フリッツ王への愛執から解放され、世界中から巨人の力と呪いが完全に消滅。巨人に変異させられていたコニーの母やエルディアの民も、元の純粋な人間に戻りました。

しかし、巨人が消え去っても人間の闘争本能が消えることはありませんでした。地ならし後のパラディ島の結末とその後の歩みは、平和の到来とは程遠い緊張に満ちています。

島内ではエレンを殉教者として崇める過激派「イェーガー派」が実権を握り、外の世界からの報復に備えて国境警備と軍備拡張を進めました。生き残ったアルミンたちは連合国の平和特使として島との対話を試みますが、溝は容易には埋まりません。

さらに物語のラストシーン、エレンが眠るシガンシナ区の丘の木を背景に、数十年、数百年という時代の変遷がサイレントで描かれます。近代化し高層ビルが立ち並んだパラディ島は、はるか未来において再び勃発した戦争によってステルス爆撃機の空爆を受け、炎の中に崩壊していきました。

巨人がいなくなっても、文明がどれほど進歩しても、領土や資源、思想の違いをめぐる戦争は終わらない。そして荒廃した大地で、再び少年がかつて始祖ユミルが落ちた大樹の洞を見上げる場面で物語は幕を閉じます。争いの連鎖という、人類が逃れられない根源的な業(ごう)を突きつける結末でした。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。