ハットトリックとは?意外な語源や4得点・5得点の呼び方まで徹底解説

ハットトリックとは?意外な語源や4得点・5得点の呼び方まで徹底解説

ハットトリックとは?意外な語源や4得点・5得点の呼び方まで徹底解説の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

ハットトリックの歴史を紐解くと、人間の運動能力や集中力の限界を超えたかのような衝撃的な記録が数多く残されています。

ギネス記録に刻まれた「世界最速」と「ゴン中山の金字塔」

サッカー史上最速の公式ハットトリックとしてギネス世界記録に認定されているのは、1964年にスコットランドのアマチュアリーグでトミー・ロス選手が記録した「わずか90秒」での3得点です。キックオフから流れるような攻撃で相手ゴールを急襲し、瞬く間に3ゴールをネットに突き刺しました。

日本サッカー界が世界に誇る伝説といえば、「ゴン中山」こと中山雅史氏が1998年のジュビロ磐田時代に樹立した「4試合連続ハットトリック」です。4月15日のC大阪戦から4月29日の札幌戦にかけて、4試合で計16ゴールを奪うという神がかり的なパフォーマンスを披露。この記録は国際サッカー連盟(FIFA)を通じて世界中に報じられ、ギネス世界記録として今なお破られていない不滅の金字塔です。

Jリーグのハットトリック史と最速記録

Jリーグ創設以来、数々の名ストライカーがハットトリックを記録してきました。J1リーグ史上最速記録は、2004年にヴィッセル神戸の播戸竜二選手がマークした「3分間(後半36分・38分・39分)」での達成です。ベンチスタートからの途中出場でピッチに解き放たれ、電光石火の3ゴールを叩き込みました。

通算達成回数においては、元日本代表FWの前田遼一氏やウェズレイ氏ら歴代屈指の点取り屋が上位に君臨しています。彼らの手記や当時のインタビューを振り返ると、共通して「ゴールが大きく見え、敵DFの動きがスローモーションのように感じられた」という極限の集中状態(ゾーン)を経験していたことが明かされています。

現代サッカーの頂上決戦:メッシ vs C・ロナウドの通算ハットトリック数

21世紀のサッカー界を牽引し続けてきた二大巨頭、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの比較データは圧巻です。

公式戦におけるキャリア通算ハットトリック数において、クリスティアーノ・ロナウドは通算66回を記録し、現役選手として世界トップを走っています。レアル・マドリード時代だけで44回を数え、サウジアラビア移籍後も記録を伸ばし続けている事実は驚愕に値します。一方のリオネル・メッシも通算59回を記録。バルセロナやアルゼンチン代表で数々の大舞台を支配してきました。2人だけで通算125回以上のハットトリックを生み出している計算となり、いかに異次元の決定力を維持してきたかが分かります。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。