「行と列はどっちが縦でどっちが横?」という長年の疑問に対する絶対的な結論は、「行(ぎょう)が横」で「列(れつ)が縦」です。頭では分かっていても作業中に迷ってしまう方は、漢字そのものの形状と筆順を利用したビジュアル記憶を取り入れると、記憶の定着率が跳ね上がります。
まず「行」という漢字を観察してください。行の右側のパーツに着目すると、右上がりの「横線」が2本平行に走っています。手書きで「行」を書く際、横向きにペンを走らせるストロークが強く印象に残るはずです。この横に走る平行線=横方向の並びこそが「行」の正体です。さらに、小学生のころに習った「1行あけて書きましょう」というノートの横罫線を想起すると、水平に広がるスペースが「行」であると腑に落ちます。
対する「列」という漢字には、右側に部首の「刂(りっとう)」が存在します。この「りっとう」は、まっすぐ垂直に下へと下ろす縦棒が2本並んだ形状をしています。つまり、垂直に切り立つ2本の縦線=縦方向の並びが「列」です。漢字のつくりそのものが方向の矢印を示しているため、パソコンのモニター脇に付箋を貼らなくても、漢字を頭に思い浮かべるだけで「行=横」「列=縦」をわずか0.5秒で導き出すことができます。
「行と列の覚え方 漢字の形」や「行 漢字 覚え方 横」「列 漢字 覚え方 縦」としてネット上で広く共有されているノウハウの中でも、この部首判別法は視覚情報として脳に刻まれるため、年齢や職種を問わず最も脱落者が少ない手法として知られています。