爪が黒い病気の正体とは?内出血と悪性黒色腫の決定的な見分け方

爪が黒い病気の正体とは?内出血と悪性黒色腫の決定的な見分け方

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爪に黒い斑点や線が現れた際、最も頻度が高いのは爪の下で内出血を起こす爪下血腫です。重いものを足の上に落としたり、サイズの合わない靴で圧迫されたりした際に血管が破れ、爪甲の下に血液が滞留することで生じます。この場合、痛みは時間とともに引き、爪が伸びるにつれて黒い部分が先端へ押し出されて自然に消えていくのが特徴です。

一方で警戒が必要なのが、皮膚がんの中でも悪性度が高いとされる悪性黒色腫(メラノーマ)です。手足の末端に発生しやすい「末端黒子型メラノーマ」は日本人に比較的多く見られる病型で、早期発見が生死を分けます。単なる血豆であれば爪の成長とともに位置が移動しますが、メラノーマなどの病変は爪母(爪を作る根元部分)にあるため、爪が伸びても黒い部分が消えず、むしろ範囲が拡大したり濃くなったりする傾向を示します。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。