健診で最も受診者の負担になりやすいのが上部消化管検査(胃の検査)です。同クリニックでは、従来のバリウム検査だけでなく、経鼻内視鏡(鼻から挿入する胃カメラ)を選択する受診者が年々増加しています。
鼻からの胃カメラは、スコープが舌の根元に触れないため、咽頭反射(「オエッ」となる吐き気)が大幅に軽減されるのが最大の特徴です。検査中もモニターを見ながら医師と会話を交わすことができ、リラックスした状態で受けられます。スコープ自体の径も約5mm台と極めて細く、鼻腔の麻酔も丁寧に行われるため、「口からの検査でトラウマがあったが、鼻からなら毎年安心して受けられる」と好評です。
また、女性受診者への配慮として、婦人科検診・乳がん検診の環境づくりにも注力されています。乳房検査では、乳腺の発達状況や年齢に合わせてマンモグラフィ(乳房X線)と乳腺エコー(超音波)の選択や併用が可能です。検査技師は女性スタッフが担当することが多く、受診時の緊張を和らげる心配りが徹底されています。