サッカーのピッチを描く白線には、すべて厳格な国際規格が存在します。一般的にサッカーコートの規格はタッチライン(縦)が100〜110m、ゴールライン(横)が64〜75m(国際試合基準:105m×68m)と規定されていますが、その両端に位置するペナルティエリアのサイズは世界共通でミリ単位まで定められています。
ペナルティエリアのサイズ・寸法は、各ゴールポストの内側から左右に16.5m(18ヤード)、そしてゴールラインからピッチ中央に向かって垂直に16.5m(18ヤード)伸ばした長方形です。ゴールの幅が7.32m(8ヤード)であるため、ペナルティエリア全体の横幅は「16.5m + 7.32m + 16.5m = 40.32m(44ヤード)」となります。
エリア内の中央には、ゴールラインの中央から垂直に11m(12ヤード)の位置にペナルティマーク(ペナルティスポット)が打たれています。このペナルティスポットの距離は、キッカーとゴールキーパーの反射神経やシュートスピードの力学的な均衡を考慮して設計された歴史的な数値です。
また、ペナルティエリアの外側に見える半円状のラインは「ペナルティアーク」と呼ばれます。ペナルティアークの役割と意味は、PKを行う際にペナルティマークから半径9.15m(10ヤード)の距離を確保するためのガイドラインです。PKキッカーとGK以外のすべての選手は、キックが蹴られる瞬間までペナルティエリア内だけでなく、このペナルティアークの外側(9.15m以上離れた位置)に待機しなければなりません。