お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二もまた、2021年にくも膜下出血と脳梗塞を発症した一人だ。自宅で頭痛と違和感を訴え、妻の素早い救急通報によって一刻を争う処置が行われた。脳動脈瘤の破裂ではなかったことや迅速な搬送が功を奏し、後遺症を残すことなくわずか1か月で復帰。危機管理の速さが命とキャリアを救った典型的な事例と言える。
一方で、音楽ユニット「globe」のKEIKOが2011年に発症したケースは、後遺症とリハビリの長さを物語る。言語障害や高次脳機能障害と向き合いながら、一歩ずつ歩みを進めてきた彼女の姿は、NHKをはじめとするテレビ番組やドキュメンタリー映像を通じ、病気の多面的な恐ろしさと家族の支援の大切さを世に問いかけた。