今年に入り、駅構内の案内体制は劇的な変化を遂げた。従来の案内所に加え、スマートフォンと連動したダイナミック・ルーティング(動的経路案内)が実用化され、混雑している時間帯の江ノ電乗り換えを回避するルートや、空いているバス路線がリアルタイムで提案されるようになった。
「以前は土日の昼過ぎになると、改札から外に出るだけで15分以上かかることも珍しくありませんでした」と、駅前の売店店主は語る。現在では、モバイルチケットの事前決済システムが普及したことで、券売機前にできていた長い列も大幅に縮小。テクノロジーの導入が、古き良き街並みへの入口をかつてないほどスムーズに進化させている。