市川といえば言わずと知れた「市川の梨」。秋口になれば、豊水、新高、そして幻の品種と呼ばれる銘柄を求めて特設コーナーに長蛇の列ができる。果汁が溢れ出す梨ソフトクリームの清涼感は、わざわざ車を走らせて食べる価値がある逸品だ。
だが、この駅のポテンシャルは果実だけにとどまらない。館内のレストランでは、日本橋の老舗や有名イタリアンで腕を振るった気鋭のシェフがメニューを監修。地元産の豚肉を使ったローストポークや、近海で獲れたホンビノス貝を豪快に使ったパスタなど、本格レストラン顔負けの皿が日常的に提供されている。隣接するカフェスペースでは、注文ごとに豆を挽いてドリップするスペシャリティコーヒーが漂い、道の駅特有の慌ただしさを忘れさせてくれる。