通常時の変化が控えめである一方、特殊なバトルギミックを経た色違いゲンガーは全ポケモン屈指の衝撃的なビジュアルを誇ります。その筆頭が、第6世代で登場したメガゲンガーの色違いの白い姿です。メガシンカを遂げた色違いゲンガーは、元のくすんだ体色から一転、全身が妖しく輝く「完全な純白(スノーホワイト)」へと染まり上がり、額の第三の目と怪しい瞳の赤色が鮮烈なコントラストを描きます。
さらに第8世代『ポケモン ソード・シールド』で登場したキョダイマックスゲンガーの色違いも同様に、巨大な口を開けた純白の巨躯となって異界の王のような威容を放ちます。この通常時(地味なシャドウカラー)から特殊形態(神々しい純白)への劇的なギャップこそが、「ゲンガーの色違いがかっこいい理由」として国内外のファンから絶大な支持を集める決定打となっています。
開発陣の公式デザイン意図として明言されているわけではありませんが、メガシンカ図鑑説明において「異次元に潜む」「身体が別の物質に変貌している」といった生態が語られており、幽霊としての霊的純度や異界のエネルギーが極限まで高まった結果としての「白化」という解釈が、ファンの間で広く定着しています。