番組の顔である稲垣吾郎が主宰する「ほん怖クラブ」は、子どもたちの純粋な反応とともに恐怖を和らげる独特のクッションとして機能している。しかし、その和やかなスタジオの裏側では、プロフェッショナルによる冷徹な分析が繰り広げられている。番組内に登場する心霊鑑定士は、送られてきた大量の画像を科学的・霊的な両面から緻密に鑑定する役割を担う。
鑑定のプロセスは想像以上に過酷だ。レンズの反射や光の屈折、二重露光などの物理的要因をひとつひとつ除外していく。その上で、物理現象では説明のつかない不自然な波長や、人間の思念が強く残留したと判断されたものだけが本物として認定される。鑑定士が「これは危険だ」と口を揃える写真には、画面越しでも伝わる異様な空気感が漂っている。