芸能界きってのおしどり夫婦として広く親しまれている安田成美と木梨憲武ですが、安田成美 木梨憲武 馴れ初めの歴史は、まさに映画のような情熱的なアプローチから始まりました。
ふたりの出会いは、1986年公開のコメディ映画『そろばんずく』(森田芳光監督)。とんねるずが映画初主演を務めたこの作品で共演した際、木梨は安田の圧倒的な美しさと自然体の人柄に一目惚れしたと公言しています。撮影現場で木梨は、休憩時間になるたびに安田のそばへ駆け寄り、果敢に話しかけ続けました。
当時の取材記録やテレビ番組での回想によると、木梨は自身の電話番号を書いたメモを強引に渡し、「絶対に連絡してね」と熱烈にアタック。当初、安田は破天荒な芸風で知られたとんねるずの勢いに警戒心を抱いていたものの、ふたりきりで会話を交わす中で見せた木梨の極めて繊細でシャイ、かつ思いやりに満ちた素顔に触れ、徐々に心を許していったと語られています。
その後、静かに交際を育んだふたりは、約8年間の交際期間を経て1994年1月に結婚を発表。東京都内のホテルで行われた結婚記者会見では、普段は冗談ばかり口にする木梨が緊張で顔を紅潮させながら「成美さんを一生大切にします」と誓い、安田が隣で満面の笑みを浮かべる光景が日本中に生中継されました。人気絶頂のトップ女優とお笑い界の覇者によるカップル誕生は、平成エンタメ史に残るビッグニュースとなったのです。