敷地内部への立ち入りは制限されているものの、東宝スタジオの外周は映画ファンを楽しませる工夫に満ちています。スタジオの敷地に隣接する仙川沿いの遊歩道は、四季折々の桜や新緑を楽しみながら映画の歴史に触れられる絶好の散策コースです。
ひときわ目を引くのが、スタジオの建物壁面に描かれた巨大なゴジラ壁画です。高さ約11メートルにおよぶ大迫力のビジュアルは、1954年の第1作から続く特撮文化の象徴として道行く人々を圧倒します。さらにメインゲート前には、堂々たる佇まいの「ゴジラ ブロンズ像(高さ約2メートル)」が鎮座し、守り神のようにスタジオを見つめています。
もう一つのハイライトが、仙川沿いの緑道から望む黒澤明監督の名作『七人の侍』の巨大壁画と記念碑です。劇中の侍たちが力強く描かれた壁画は、スタジオの重厚な歴史を物語るモニュメントとして親しまれています。緑豊かな仙川沿いを歩きながら、敷地外から名作の残り香を味わうルートは、映画ファン必見の散策体験となっています。