岐阜や八女といった伝統的な提灯産地の伝統工芸士からも、この画用紙を使った新しい波に期待の声が寄せられている。「本物の竹ひごや和紙でなくても、紙を折る・切るという行為の本質は変わらない。若い世代が手軽なDIYを通じて構造の面白さに触れることこそが重要だ」と職人は語る。
さらに、一線で活躍する造形作家たちもこのムーブメントに注目。紙の張りと厚みを計算し尽くしたジオメトリック(幾何学的)な現代風提灯を発表している。千年以上受け継がれてきた日本の伝統文化が、現代の素材と技術によってアップデートされ、新しいアートフォームとして再解釈されているのだ。