現在、軽自動車市場の主役はホンダ・N-BOXやダイハツ・タント、スズキ・スペーシアに代表される全高1,750mm超の「スーパーハイトワゴン」です。しかし、全高1,655mmに抑えられたムーヴキャンバスは、異なる独自のニーズを開拓しました。
唯一無二の直接対抗馬となるのが、スズキの「ワゴンRスマイル」です。両車ともに「背が高すぎないスライドドア軽」という同カテゴリーに属しますが、明確なキャラクターの違いが存在します。
ワゴンRスマイルはマイルドハイブリッドを全方位で採用し、実燃費の良さと実直なワゴンR譲りの使い勝手をアピールします。対するムーヴキャンバスは、洗練されたカラーコーディネートと質感の高いインテリア、そして力強い走りを生むターボエンジンの設定という明確なアドバンテージを持っています。単なる生活の足車にとどまらず、「所有する喜び」「デザインへの愛着」を重視するユーザー層からムーヴキャンバスが選ばれ続けています。