でんでらりゅうばの本当の意味|長崎弁の現代語訳と都市伝説の真相

でんでらりゅうばの本当の意味|長崎弁の現代語訳と都市伝説の真相

でんでらりゅうばの本当の意味|長崎弁の現代語訳と都市伝説の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

「でんでらりゅうば」の歌詞は、他地域の人々にとって一見すると呪文や外国語のように聞こえます。しかし、長崎方言の助詞や動詞の活用を論理的に分解していくと、非常にシンプルかつ日常的な友人同士の会話であることが分かります。 【でんでらりゅうば 歌詞全文】
でんでらりゅうば 出て来るばってん
でんでられんけん 出て来んけん
こんこられんけん 来られんけん
こーん来ん この短いフレーズを行ごとに分解し、長崎弁の文法に基づいて標準語へ置き換えた対応関係は以下の通りです。

1行目:「でんでらりゅうば 出て来るばってん」
・「でんでらりゅうば」=「出(で)ん」+「出(で)らりゅう(出られる)」+「ば(〜なら、接続助詞)」
・「ばってん」=「〜だけれども(逆接)」
【現代語訳】出ようと思えば出られるのなら、そちらへ遊びに出て行くけれど。

2行目:「でんでられんけん 出て来んけん」
・「でんでられん」=「出られない」
・「けん」=「〜だから(理由)」
【現代語訳】出ようと思っても出られないから、遊びに出て行かないよ。

3行目:「こんこられんけん 来られんけん」
・「こん」=長崎方言で自分のところへ「来る」だけでなく、相手のところへ「行く」という移動も指す語法
・「こられん」=「来られない(行けない)」
【現代語訳】そちらへ行こうとしても行けないから、行けないのだから。

4行目:「こーん来ん」
・強い否定の繰り返しによる締めくくり
【現代語訳】行かない、絶対に行かないよ。

すべてを繋げると、「そっちに出られるなら遊びに出て行くんだけど、家の用事などで出られないから行かないよ。行こうとしても行けないから、やっぱり行かない!」という、子ども同士が門前や路地で交わす他愛のない掛け合いが浮かび上がります。「出(で)」と「来(こ)」の音を小気味よく重ね合わせた言葉遊びであり、決して暗い陰謀や悲劇が織り込まれた詞ではありません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。