では、私たちが暮らす日本国の位置づけはどうなのだろうか。世界的な評価において、日本は「現存する最古の君主国(単一の王朝が続く国家)」として、しばしばランキングの最上位に名を連ねる。
『日本書紀』や『古事記』の記述に基づく伝承では、紀元前660年に初代・神武天皇が即位したとされ、これが現代の建国記念の日の由来となっている。学術的には実在性や年代に多様な議論が存在するものの、少なくとも6世紀頃の継体天皇以降、1400年以上にわたり一度も王朝交代を起こさず同一の皇室が存続してきた事実は、世界史においても極めて稀有な奇跡と称される。ギネス世界記録等でも「世界最古の皇室(君主家)」として認識されており、国家のフレームワークが保たれた歴史の長さで世界最高峰の順位に位置している。