博多の東公園内に鎮座する十日恵比須神社は、事代主大神(えびす様)と大国主大神(だいこく様)の二柱をお祀りする全国的にも珍しい社です。2026年の正月大祭も、伝統のタイムテーブルに沿って厳粛かつ華やかに執り行われます。
4日間にわたる大祭は、日ごとに異なる神事と役割を持っています。参拝の目的に応じてスケジュールを把握しておくことが肝要です。
- 1月8日「初えびす」:開門とともに大祭の幕が開き、社殿にて初祈祷が行われます。一年の商売はじめとして地元企業関係者が早くも列を作ります。
- 1月9日「宵えびす」:午後には大祭最大の呼び物である「徒歩詣り(かちまいり)」が斎行されます。博多那の津の芸妓連が黒紋付の正装に身を包み、島田の髷に稲穂の簪を挿して参拝する艶やかな姿は圧巻です。
- 1月10日「正大祭」:本祭にあたる最も重要な日。深夜から翌朝にかけて終日参拝の列が途切れることなく続き、境内周辺の賑わいは最高潮に達します。
- 1月11日「残りえびす」:祭りの締めくくりとなる千秋楽。福を授かり損ねまいと、駆け込みで訪れる参拝客で夜遅くまで活況を呈します。