放送作家という肩書を下ろした彼の現在は、単なる「隠居」とは程遠い。スタートアップ企業への投資、若手クリエイターの育成、そして劇作家や映画監督としての活動など、その領域は多岐にわたる。既存のテレビメディアという巨大なシステムから解放されたことで、かえってアイデアのスケール感は拡張を続けている。
現在進行形で推進されている最新プロジェクトの核心にあるのは、「グローバル市場を本気で狙うコンテンツ開発」だ。日本国内のレガシーな枠組みを飛び出し、企画立案の段階から世界展開を視野に入れた構造作りを進めている。単に面白い企画を提示するのではなく、IP(知的財産)としての価値を高め、多角的なビジネスモデルへと昇華させる仕掛けが始動している。