テレワークの普及に伴い、自宅のデスクトップPCやNAS(ネットワークHDD)、外部モニターの破壊は業務停止に直結します。現代の住宅においてパソコン 落雷 対策を万全にするには、単なる電源対策だけでは不十分です。
市販の雷サージガード タップは、内部に「バリスタ(酸化金属サージ吸収素子)」と呼ばれる電子部品を内蔵しており、規定値以上の異常電圧が流れてきた際に電気をアース側や熱へ逃がす構造を持っています。しかし、製品選びと使い方には厳密な基準が必要です。
まず確認すべきは「最大サージ電圧」と「制限電圧」のスペックです。JIS規格に準拠し、最大サージ電圧10,000V〜20,000V程度に耐えうる高性能モデルを選定してください。また、バリスタは雷のエネルギーを吸収するたびに劣化する消耗品です。「サージ保護ランプ」が消灯しているタップは、すでに保護機能を喪失したただの延長コードになっているため、即座に交換が必要です。
さらに盲点となるのが「通信回線からの侵入」です。光回線のONU(回線終端装置)やWi-Fiルーター、有線LANケーブル、テレビアンテナ線(同軸ケーブル)を通じてパソコンのLANポートやマザーボードが焼き切れる事例が後を絶ちません。パソコン周りを防御する際は、電源コンセントだけでなく「LANポート防護機能」や「同軸ケーブル防護機能」を備えた統合型サージタップの導入、もしくは落雷アラート時のWi-Fi運用徹底が必須となります。