電気代が高騰を続ける中、消費者の関心は電気代削減に集中している。では、設定温度を1度変更することで、実際にどれほどの金額が変わるのだろうか。経済産業省 資源エネルギー庁が公表している検証データによれば、夏の冷房時に設定温度を27度から28度に1度上げた場合、年間で約30.24kWhの省エネとなり、金額にして年間約940円の節約につながるという。
一見すると小さな額に見えるかもしれない。しかし、最新の高性能ルームエアコンと適切な運転設定を組み合わせることで、節電効果は数倍に跳ね上がる。家電業界の動向に詳しい消費生活アドバイザーの和田由貴氏は、「設定温度だけに囚われず、空気の循環や湿度調整を組み合わせることが、無駄な出費を削る最大の鍵」と指摘する。