外食産業全体で原材料費や人件費の高騰が続くなか、一蘭でも段階的な価格改定が実施されてきました。2026年現在の基本メニュー価格およびサイドメニューの構成を把握しておくことは、券売機前での迷いを減らす上で欠かせません。
現在の基幹メニューである「天然とんこつラーメン(創業以来)」は1杯980円(税込)。替え玉は210円(半替玉は150円)となっており、トッピングやごはん類を含めると客単価はおよそ1,200円〜1,500円前後に設定されています。ワンコイン前後で食べられる庶民派ラーメンと比較すると高価格帯に位置しますが、臭みを極限まで取り除いた100%豚骨スープの純度と品質管理の厳格さがこの価値を支えています。
職人をも唸らせる「オーダー用紙カスタム」の黄金レシピ
席に着くと手渡されるオーダー用紙。7つの項目(味の濃さ、こってり度、にんにく、ねぎ、チャーシュー、赤い秘伝のたれ、麺のかたさ)を自分好みに指定できる点が醍醐味ですが、スープの骨格を最大限に活かす黄金バランスが存在します。
通の間で長年支持されている推奨カスタムは以下の通りです。
- 味の濃さ:基本(濃い味にするとスープ本来の繊細な甘みが醤油ダレにマスクされやすいため)
- こってり度:こってり(独自抽出の秘伝特製油が加わり、スープの保温性とコクが劇的に向上)
- にんにく:1/2片分(豚骨の風味を損なわずに旨味の輪郭を際立たせる最適値)
- ねぎ:青ねぎと白ねぎの「中間」を丸で囲む裏技(両方に丸をつけることで、青ねぎの爽快感と白ねぎの食感の双方を無料でブレンド可能)
- チャーシュー:あり
- 赤い秘伝のたれ:1/2倍(初めての方やスープを純粋に味わいたい場合は少量推奨。唐辛子の刺激で舌が麻痺するのを防ぐ)
- 麺のかたさ:超かた(三宮店の極細ストレート麺は加水率が低く、着丼後の余熱で急速に馴染むため、最初の一口で最も強い小麦の香りと歯切れを楽しめる)