ロビンの人生を語る上で欠かせないキーパーソンが、元海軍本部大将のクザン(青キジ)です。オハラの惨劇当時、中将だったクザンは、親友であり海軍の理不尽な虐殺に異を唱えた巨人族のハグワール・D・サウロを自らの手で凍結(アイスタイム)させました。
しかし、サウロが命懸けで守ろうとした幼いロビンを見逃し、氷の道を作って逃がしたのもクザンでした。「お前を見逃すのはサウロの意志だ」「これからお前がどう生きるかを見届ける義務がある」と告げ、20年間にわたり彼女の動向を監視し続けていたのです。
エニエス・ロビー陥落後、ロビンが仲間と共に生きる道を選んだ姿を見届けたクザンは、「オハラはまだ…消えちゃいねェんだな」と呟きます。冷徹な正義の裏側にあったクザンの複雑な情愛と親友への誓いが結実した瞬間でもありました。