英国生まれのアイコンが、なぜこれほどまでに日本人の体型に美しくフィットし、圧倒的な耐久性を誇るのか。その舞台裏には、日本のアパレル産業が誇る老舗メーカー、ヒットユニオン株式会社の存在がある。
1990年代に英フレッドペリーを傘下に収めたヒットユニオンは、ブランドが培ってきた英国のヘリテージを尊重しながらも、極めて高度な日本の縫製技術と生地開発のノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ。ハリと美しい光沢を兼ね備えたオリジナルのトリコット素材、激しい動きにも耐えうる縫製、そして何度洗濯を繰り返してもヨレない襟元のリブ。手荒に扱ってもへたらないタフさと、テーラードジャケットのように美しいショルダーラインの両立は、職人たちの執念にも似たクラフトマンシップの賜物だ。
ただロゴをプリントしただけの流行り服とは根本的に強度が違う。袖を通した瞬間に背筋が伸びるような感覚は、確かな品質に裏打ちされた真のプロダクトだからこそ生まれるものだ。