大学は違えど、二人の友情が途切れることはなかった。それどころか、大学2年を迎える2000年、若林が春日を誘う形で「ナイスミドル」というコンビを結成する。お笑い界への第一歩は、華やかな劇場ではなく、深夜のファミリーレストランや若林の自室だった。
当時の若林は、大学の講義を終えると春日を呼び出し、夜な夜なノートにアイデアを書き殴った。「プロとしてやっていけるのか」という不安と、「とにかく面白いことがしたい」という衝動。春日は就職活動を控えていたものの、若林の狂気にも似た熱量に引っ張られる形で芸人の道へと引き込まれていく。キャンパスライフを満喫する同世代を横目に、彼らは小さなライブハウスのオーディションを受け始めるのだった。