麻生太郎氏の後継問題を巡り、福岡8区における地盤継承の議論は過熱の一途をたどっている。長年、地元後援会や自由民主党関係者の間では、日本青年会議所会頭を務め上げた将豊氏の出馬を期待する声が根強い。ビジネスでの実績と知名度を兼ね備えた将豊氏は、後継者レースの筆頭候補と目されてきた。
しかし、当の将豊氏自身は株式会社麻生の経営や民間ビジネスでの実績構築に強いこだわりを見せており、安易な世襲批判を警戒する慎重な姿勢を維持している。本人の意思と党内思惑の交錯が、後継問題の決着をより複雑かつドラマチックなものに昇華させているのだ。