「身長−110=理想体重」はもう古い?2026年のヘルスケアが突きつける衝撃の真実

「身長−110=理想体重」はもう古い?2026年のヘルスケアが突きつける衝撃の真実

「身長−110=理想体重」はもう古い?2026年のヘルスケアが突きつける衝撃の真実とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

だが、現代の医療科学が提示する適正体重の定義はもっと複雑で、そして遥かに本質的だ。国際的な標準指標であるBMI(体格指数)では、22が「最も病気になりにくい標準体重」とされる。たとえば身長160cmの場合、BMI 22で計算した標準体重は約56.3kgだ。一方、「身長−110」の計算式に当てはめると50kgとなり、実に6kg以上の開きが生じる。

この差が意味するものは大きい。50kgという数字はBMIで言えば19.5前後に相当し、世界保健機関(WHO)の基準では「普通体重」の下限に近い。特に2026年代半ばから注目される「サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)」や若い女性の「隠れ肥満(適正体重以下なのに体脂肪率が高い状態)」のリスクを考慮すれば、単なる引き算がいかに大雑把な試算であるかがよく分かる。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。