成犬時の体重が40kg〜50kg近くに達する大型犬だけに、日々の正しい飼い方としつけは愛犬と家族の双方にとって死活問題となる。最も重要な秘訣は、仔犬期(生後半年〜1年以内)における服従訓練と徹底した社会化だ。
力が強くなってから引っ張り癖や飛びつき癖を矯正するのは容易ではない。力で抑え込むのではなく、正しい行動をした瞬間に褒めるポジティブ・リインフォースメント(好ましい行動の強化)を基本とすべきだ。また、「待て」「お座り」「ハウス」といった基礎コマンドの徹底は、非常時の安全確保においても命綱となる。
室内環境の整備も欠かせない。フローリングには滑り止めのマットを敷き詰め、夏場の温度管理はエアコンを24時間稼働させて室温20〜22度前後を保つことが、彼らの心身の安定と幸せな暮らしを守る前提条件となる。